日比谷・銀座

夫がゲーム友達と忘年会をするらしいので、一人日比谷で映画見物。
シャンテ前の『純喫茶　日比谷』がつぶれていて衝撃を受ける。
古さがウソっぽくなくて好きだったのに。

『英国王給仕人に乾杯！』を観る。チェコ映画らしい。
単館系のオシャレ映画かと思いきや、軽いのにひどく痛々しい。
ついでに今抜け出せずにいるせこさみたいなものまでつきつけられた気がしてへこむ。
しかしナチスに占領されたりソ連に占領されたり、チェコは大変だな。

クリスマスイルミネーションのなかを歩いて銀座へ。














天龍の餃子。でかい。
これ単品で1000円だけあっていい肉使ってるかんじ。
ごはんとエビスをつけて1800円だったかな。
ものすごいお腹いっぱいになったがおいしかった。

通りで見かけたものたち。

人形使いらしき外人。

 

ちょっと前に流行したミラクルローズ。

おせちをかたどったディスプレイ。

デザートは、銀座6丁目にあるミルク村へ。お気に入りで4回目。
180種だかなんだかから、3種のリキュールを選んで、自家製アイスにかけていただく。

アイスはおかわり自由。
コーヒーもついて1500円。
 





そんな一日。

丹沢大山ライトアップ2

神社にお参りして、再びケーブル駅へ。ここからさらに山頂へのルートもあるらしく、昼間なんかは行く人も多いみたいだけど、インドアな我々的にはご遠慮したい。

帰りは大山寺駅で途中下車。
ここでも恩着せがましくゆず茶を配っていた。








紅葉はこっちの方が華やかで感動。途中下車迷ったけど降りて正解。









再びケーブルで降りて、お土産屋で自然薯とこんにゃくと煎餅を購入し、みそ田楽をかじりながら帰宅。











今夜はとろろごはんの予定。お店のおばさんは皮つきで食べるよう言ってたけど、自然薯ってバーミックスですりおろしていいのかしら。

丹沢大山紅葉ライトアップ1

夫と丹沢大山へ。紅葉ライトアップの最終日らしい。

先週は限定でもみじ号だか何だかいう電車が出ていたらしいが、今日は普通に移動。丹沢大山フリー切符も買わなかったよ。新御茶ノ水から直通（代々木上原で急行乗り換え）で1時間18分。伊勢原に到着。

駅前には阿夫利神社の鳥居が立っていた。




伊勢原駅からバスで30分。クルマは駐車場待ちですごい渋滞だったけど、バスは追い越し車線をすいすい。丹沢の山々に囲まれた大山入口に到着。

バス停から大山ケーブル駅までの道をお土産屋なんかを覗きながらぶらぶら歩く。大山の名物といえば、何といっても豆腐。それに大山菜やこんにゃく、つけものに煎餅なんかも売っている。



民芸調の大山駒を買い、煎餅をかじりながら駅へ。ここで大人850円のチケットを購入し、最終の阿夫利神社まで登っていく。いつもは17時くらいまでだけど、今日まではイベント期間ということで、ケーブルも20時まで運行するらしい。

6分ほどで阿夫利神社に到着。まだ5時半だというのに真っ暗。ライトアップされた紅葉が美しい。ピークというほどではなかったから、来週までいけるんじゃないかな。










お茶屋に入り、大山豆腐の湯豆腐を注文。一人前350円。豆腐は最近ありがちな自己主張強すぎ系じゃなくて、さっぱりしたかんじでおいしい。







阿夫利神社の上まで登ると、紅葉はもちろん、厚木、伊勢原、秦野あたりの夜景がとてもキレイ。何だかいつもは300円だとかいうゆず茶を配っていて、火にあたりながらいただく。







大山名水をみて、家内安全を祈願。
ひいたおみくじは中吉。亀が入ってた。









中吉だけど、先日の浅間山の鬼みくじより、よほど親切。

今は人の知らぬ胸の苦しみがありますがさわがず信心して時の来るのをまち身をつつしんで行いを正しくすれば必ず幸を得る時がきます。

…何だかわかったようなこと言いやがってと思わないでもないが、信じて頑張るよ。

草津・軽井沢一人旅9（復路／完）

軽井沢駅につくと、雪はさらにすさまじくなっており、夜にかけてどんどん勢いを増しやがるらしい。

本当はJRバスで横川に出て、横川から高崎に出て、高崎から籠原に出て、籠原から池袋に出て…と鈍行を乗り継いで帰るつもりだったんだけど、うーん、どうしよう。

問題は横川行きのバス。軽井沢－横川間は山道だが、雪は大丈夫なんだろうか。これが最終なので、通行止めとかで遅れた場合、けっこう悲惨なことになる気がする。一応、明日会社だし。

悩みながら残金を見ると5280円。5分後に出る東京までの新幹線の自由席は、何と5240円。家までは山手線内フリー区間で帰れるはず。でも鈍行なら2900円だし贅沢かなあ。うーんどうしよう。

で、結論を言うと新幹線に乗りました。17時42分初あさま540号。だって、雪道歩いて疲れたし。正直あと4回も乗り換えたくないし。いつもまじめに働いてるんだから、これくらい、大人力ということで許してよ。

高崎で座れて、夕飯は「峠の釜めし」。
おかげで家には19時に着きました。新幹線パワーすごい。

いろいろあったけれど、楽しい旅でした。
 

草津・軽井沢一人旅8（軽井沢）

雪がさらに勢いを増すなか、軽井沢に到着。

本当は軽井沢駅から旧軽井沢、三笠ホテルあたりまでサイクリングするつもりだったんだが、さすがに無理だろうこれは。

しかたないので旧軽銀座と聖パウロ教会だけ押さえるべく、バスで旧軽井沢へ。うう寒い。
プリンスホテルのアウトレットと迷ったんだが、残金も1万ちょいしかなかったのでこっちに。

旧軽銀座に到着。
雪のせいか、以前、夏にきたのと同じ場所とは思えないすさみぶり。

とりあえず、イタリアンを見つけて飛び込む。
たぶんこんな日に誰も来ないと思ったんだろう、店主と奥さん（？）らしき人が食事中で、何だこいつはと思われた気もするが、とにかく私はお腹がすいているのだ。しかも雪で寒くて凍えそうなのだ。なんか食べさせてくれ。

幸い、温かく迎え入れてもらえ、さっそく信州牛のビーフシチューセット1260円を注文。鬼押し出し園ではあまりの寒さに高原牛乳をスルーしてしまったが（ホットミルクにしてよと内心で叫んだ）、ミーハーといわれても、やはり土地の名物は食べたい。

これは大正解で、肉もたっぷりでとてもおいしく、体が温まる。パンもおいしかった。また来よう。今度は晴れた日にね…。

雪のなか、老舗「浅野屋」でパンやコロッケを手に入れたり、最近読んだ『美味しんぼ』につられてプルーンの無添加ジャムを探して買ったり。来るたびに買っている愛用のハチミツクリーム屋にも寄り、さらに無理矢理ショッピング気分で玄関マットとアウトレットの靴もゲット。大変満足だけど、さささささ寒い。

雪のなか、チャーチストリートを歩いて、聖パウロ教会へ。
クリスマスツリーがライトアップされていて、はいはいロマンチックロマンチック。

雪の教会。
恋人同士とかでくれば、寒さも忘れて抱き合って、いっそプロポーズとかしちゃうのかもしれないが、私としてはただただ寒い。キレイだったけどさ。

そんなこんなで17時半になり、雪でバスも乱れているらしいので、タクシーを頼んで、軽井沢駅に向かう。