翌日はまあ、晴れはしたんだけれども。
天気には、晴れ、曇り、雨以外のものがあるんだなーと思い知ることに。
風ですよ、風。
とりあえず、朝食後、ユーノスロードスターをホテルに置いて(吹っ飛ばされそうな
ので)、城ヶ島を散策することに。
まずはホテルのお隣、北原白秋記念館へ。
館内撮影禁止なので残念だけど、川上眉山が美形で正直驚いた。
記念館の名物猫。左右の目の色が違うので、漁に縁起がいいとされてるらしい。目の
色が違うと何で豊漁なのかは忘れた。
城ヶ島大橋の下の、北原白秋の碑。
ビュオオオオオオオオ。
ありえない勢いで風が吹いた結果、砂が目に入りまくり、目をつぶって撮ったら、詩
碑が左によってしまった。どうでもいいけど、そうまでして撮る価値が、この詩碑に
あったのか。
島の先端、城ヶ島公園。
ビュオオオオオオオオ。
松が揺れまくり。
荒れ狂う海。こわいよう。
安房崎灯台。
真鶴をちょっと思い出した。灯台の近くは、家族がひと組だけ。風で危なっかしい岩
場を渡っていこうとする子どもを母親が怒鳴りつけていた。
貝殻が砕けた砂がキレイ。こういうところにくると、陽水の「ジェラシー」とか思い
出す。浜百合が咲いていたりワンピースを重ね着したりするやつ。しかし、こんなと
ころでハンドバッグの留め金が外れて化粧が散らばったら大変だな。
風の中を歩いて、城ヶ島めぐり。
何だか、前の鬼押し出し園一人旅状態で、またもや死ににきた女風情になっている気
がするのは気のせいか。
しかも、なぜか風が体を海のほうに押してくるし。何だよ押すなよ死んじゃうじゃな
いか。
ビュオオオオオオオオ。
馬の背。
眼鏡の形に岩が変形してるんだぜ。
これを見るためには、ものすごい風の中、こんな岩場を降りてこなきゃいけないんだ
ぜ、帰りももちろん、この岩場を伝わって戻るんだぜ。
うわああん、こわいよう。
城ヶ島灯台に続く、水仙ルート。
時期的に水仙が咲いてないのはわかっていたが、心和むネーミングとは裏腹に、ひた
すら20分近く草がワサワサ揺れる道を歩くのみ。
所在なく、花など撮影してみる。
視界左側はこんなかんじ。
ようやく人家らしきものが見え、城ヶ島灯台に着いたときのうれしかったこと。
思わず「潮風」という店に入って、づけ丼など頼んでしまった。
サザエのつぼ焼きつきで1300円。おいしいー。
城ヶ島灯台を見物。
ちょっと下田っぽく瀟洒なかんじにしたいのかな。
商店街を歩き、イカの一夜干しなんかを購入。夫にでも食べさせよう。しかしあいつ、
こんな暴風雨に見舞われているのに、電話の一本もよこしやがらないな。いいけどさ。
ホテルに戻り、ユーノスロードスターをフルオープンにして、三崎に出発。
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旅行&休日日帰りの話をメインに本と食べ物の話がちょこちょこ出ると思います。
旅の下調べに使えるブログを目指したいです。