富士宮・身延旅行2

2軒目は、お宮横町にある「すぎ本」へ。
いわく、富士宮で一番の老舗なのだとか。

 

 

さっきより少し濃いめのソースに、一枚一枚、手で向いているというイカがおいしい。単純なんだけどきっちりおいしくて、しかもお値段も安くて、B級グルメってすばらしい。

 

 

タクシーに乗って、3軒目の「伊東」へ。なんぞ有名らしい。

 

 

五目焼きそばを注文。タマゴが乗っているのが特徴的。

 

 

なんと言うか、今までのお店がシンプルさの魅力なら、ここはきちんと中華なかんじの焼きそばのおいしさ。五目の中身もバランスよくまとまっていて、味の奥行きも深い。ちゃんと料理を食べたかんじの味。

 

 

タクシーで浅間大社前までもどり、4軒目の「ぴいぷる水上」へ。

 

ここも30年以上続く、焼きそばの店らしい。

 

 

ニ代目がやっていると書いてあったが、おばちゃんが一人で焼きそばを焼いていた。

 

色褪せた写真や賞状が飾ってあって、時が止まったような店。

 

 

「あんなにあの子を愛したのにぃぃ、あの子は嫁にぃぃぃ奪われてぇぇ…」的な、何かそういう家族の物語をいろいろ妄想しないでもなかったんだが、気のせいだと思います。
すみません。

 

出てきた焼きそばは、普通のソース味だったけれど、きちんとおいしかった。

 

4軒回って、さすがにお腹がパンパン。

 

ベースはどれも同じなのに、麺がしっかりしているから、どの店もソースの違いだけで切り口をいろいろ楽しめるのが素晴らしいと思う。

 

 

富士宮駅に向かう途中で見かけた「美人座」。

 

残念ながら、ここに美人はいないだろうと確信できる。