朝起きたらこんなオーシャンビュー。
砂の色が白く映えて海は水色に透けてみえてすごいキレイ。
無理矢理展望風呂に入ってからチェックアウト。お風呂も全面オーシャンビューで大島とか式根島とかみえたよ。
バスに乗って道の駅へ。ちなみにホテルの送迎バスは予約しないと乗れないらしい。
道の駅で朝ご飯。
キンメの煮付けもお刺身もできたてだ。鯵もキンメもアマエビもカズノコもすごいおいしい。
JA直売で野菜とみかんを買い、駅前でキンメしゃぶしゃぶセットと鯵の干物、いかの塩辛(迎合してるほう)を買い込んで、またバスに乗り爪木崎へ。
目的は今がシーズンの爪木崎水仙まつり。
岬に水仙が一面に咲き誇っていて多分いつも岬に行くと頭に流れる陽水の「ハマユリが咲いているところをみると~」のイメージを最初に植えつけられたのはここな気がする。まあ咲いているのはハマユリじゃなくて水仙なんだけど。
20分ほどで到着。坂道を降りていくと広がるこの景色。
岬っていいよね。
これだけ水仙が咲いているのもすごいな。
あまりの風情にのせられて、なんと水仙を買ってしまった。
黄水仙の球根までおまけにもらったのでとりあえず帰ったら植木鉢を買いに行きます。育つかなあ…。
坂道をのぼる途中にある爪木崎花園。ここもキレイ。
ところどころにアロエなんかも。アロエもいまシーズンらしい。
駅に戻り、さてどうしたものか。下田発17時の踊り子に乗らないと大変なことになるんだけど。現在13時20分。強行軍だけどやっぱり行きたいよね。
というわけで行っちゃえ!西伊豆・堂ケ島!
夕ご飯は下田駅前の「なかがわ」。
実は15年ぶりくらいの再訪。
昔、父親の会社の寮が下田にあって来るたびに家族で食べにきて、その頃はたしか店の前にさざえの殻がズラッと並んでた。今は殻はなくなってたよ。
なかがわといえば子どもの頃の私はさざえがものすごく好きで(今も好きだけど)。来るたびに上手に殻から出して食べようとするけど、母親も私もいつも途中で切れちゃって、父親だけがキレイに出して、そんな思い出もある。私たちはさざえの苦いところは食べなかったのに父親だけは好きでこの味がわからなきゃツウじゃないって言ってたなあ。というわけで、今日は苦いところもおいしくいただきました。
父親が大好きなカツオの塩辛も注文。ここのカツオの塩辛がおいしいって言われて味見した記憶はあるんだけど、どんな味だったか。なんか大人の味だったような。
そろそろ大人の味もわかるだろうと思い、おつまみ感覚で熱燗と一緒に頼んで、お値段は昔ながらの100円。安いね。
おばちゃんにしょっぱいけど大丈夫?って聞かれて余裕しゃくしゃくで口に入れたら、
し、し、し、し、塩辛っっ!!く、くくく、クセが強っ!!!
しかも熱燗の酒が塩辛のクセをやわらげるどころかさらにピリピリ強調し、おいしいんだけど超ハードだった…。そういや塩辛って「塩」「辛」なんだよなとあらためて思い知るような迎合してない味でした。後できいたらこれだけはいまだにこだわりの自家製なんだって。
塩辛に脳天を直撃されたせいか、色んなことを思い出す。
みんなでここにきて、母親が「茶碗蒸しあるよ」って私に言ったら茶碗蒸しにはお時間がかかりますってお店の人に言われ、車だし無理じゃね?みたいな話になって、私がギャーって泣きわめいて、父親が「茶碗蒸しがあるなんてその気にさせるから泣くんじゃない」って言ったこととか。
そんなどうでもいい話、ずっと忘れてたのに。
プルーストの紅茶とマドレーヌじゃないけど食べ物の記憶って本当にすごいね。
子どもだから当たり前だけど、本当にあの頃は家族だけが世界で、一人旅なんてまるで異文化だった。なんで与えてもらった幸せな環境に逆らいたくなっちゃったんだかなあ。
あのままプルーストなんか一生読まなくてもよかったのに。
変な書き方になったけど両親はピンピン健在です。別に仲も悪くないんだけどさ。
酔っ払った気がする。
バスでふらふらホテルに戻る。夜の空に星がキレイだー。
遅い昼ご飯を食べに「磯華亭」へ。朝ご飯と昼ご飯の間隔が異様に近いのは気にしない方向で。たぶん夕ご飯も近いけど三食食べるったら食べるのじゃ。
磯華亭の焼き魚定食1700円。魚は鯵とカマスだって。おいしいね。
下田駅に戻って100円引きチケットを900円で買い、目の前の寝姿山ロープウェイへ。ちょっとわかりにくいけど写真の山頂、突き出してる岩が鼻だという話だからたしかに寝姿だね。
山頂からの眺め。下田港。大島とかうっすら見えた。
海の上を黒船遊覧船がゆっくり進んで、その変わっていく波のあととかぼんやりみてると、さすがにのんびり癒される。
山頂は自然公園っぽくなっていて臘梅やアロエや水仙や、それに南国の珍しい花たちが咲いていた。前にきたときは華やかなGWだったけど、冬には冬の風情があって私はこっちのほうが好きかもしれない。
頑張っている石割楠。本当に石を割ってはえてた。
こんなに元気いっぱい。
もうちょっとのぼった黒船展望台からの景色。地球がまるくみえる水平線らしい。たしかにまるい…かな。
旅行:
よいけれども急がぬこと。水難に注意してください。
いまさら下田にきてそんなこと言われても手遅れだよ。
そういうことはもうちょっと早く言っていただきたい。
オーシャンビューとか不安になってきた(T-T)
どうしてくれるんだ。
ちなみにそのあとストレスチェッカーをやったら、心拍数高め&ストレス過多。でも心拍数はのぼってきたせいでストレスはおみくじのせいだと思うんだけどいかがなものか。
黒船砲台。
新年はじめての三連休、南伊豆、下田に一人旅。
海鮮が食べたかったのと下田ってなんか一人旅に優しそうなイメージがあったので。オーシャンビューとかさ。まあいいよねオーシャンビュー。
さて、ダブルルーム独り占め&白浜オーシャンビューに惹かれて下田プリンスを予約したはいいが、駅から離れてるんだよな。
列車は東海道線鈍行+リゾート21&アクティーと迷いに迷って、都内から小田原まで千代田線の小田原直通(片道990円)、小田原からは踊り子南伊豆フリーパス(3日間7600円)を購入。
南伊豆フリーパスは往復の踊り子号が指定できて、南伊豆の普通列車とバスが乗り放題。あんまり関係ないがトレン太くんの割引もつくらしい。
まあなんにせよホテルに行くにもバスだし、今回は爪木崎の水仙もシーズンだから見ておきたいし、なんだかんだで鈍行と同じくらいの予算でいけるんじゃないかとざっくりと。
というわけで、小田原駅で踊り子号。
普段ケチケチ旅行なので、もしかして乗るの初めてかも…って窓でかっ!
左手に海見えまくり。乗ってよかった。キレイだー。
135号線ドライブだとこわくていつもよそ見できないんだもん。
小田原で買った桜えびとじゃこ弁当を朝ごはんに、のんびり下田へ。
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旅行&休日日帰りの話をメインに本と食べ物の話がちょこちょこ出ると思います。
旅の下調べに使えるブログを目指したいです。